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夜の匂い

category - 詩篇(詩集)
2015/ 06/ 07
                 
素敵な夜が訪れる。

悲しみが漆黒の闇をまとう。

何もない一日、ただ息をしているだけの慰安の一日。

何を求めようか。

何を一日の糧にしただろうか。

夜の匂いは今夜もかぐわしい、夜風に吹かれて憂う気持ち。

ただ生き延びるだけの惨めな毎日でも、夢を見る。

夢見る心は誰にでも平等。分け隔てなどない。

昨日でも明日でもなく今日を生きているから、他愛もない冗談に笑いたくなる。

こんなに感じる心が何を欲しがる。

ありふれた当たり前の幸せが欲しい、特別な幸せなど要らないから。

素敵な夜が訪れる。

何でもないこと、ただそこにいる真実。

気取って飾って見せても心に隠された本心は見えているから。

このど~しようもない現実を救って欲しい。

いつも待ってるだけの繰り返し。

擦り切れた思いは風に溶けて飛んでいく、あきらめるなんて死んでからすればいい。

自由は誰の心になかにも育まれていて目覚めるときを待っている。

魂は永遠だから。
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