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ラムラ・ラグ(女神大陸2話)

category - 女神大陸(小説)
2015/ 08/ 22
                 
「普段家庭では、ご飯を製造する為に包丁を使います」
「誤って包丁で指を切る時がありますね」
「何が出ますか?」

「はい!」
「涙が出ます!」

「あはははは」

「ユミさん」
「それはひねり過ぎです」
「簡単に答えて下さい」

「体液が出ます」

「う~ん・・・」
「簡単過ぎます」
「ひねるのを辞めて下さい」

「先生、ギャグ・コミュはいいから先へ進んで下さい」

「あ、そうですね」
「ハミングさん、後ろでアンパン食べてる人達に」
「館内では飲み食いは厳禁と教えてやって下さい」

「はい!」

「それでは、次のブロックへ行きましょう」
「ユミさん、いくら見てもそれは動きませんよ?」

「先生さま、このチャカと言う道具は・・・」

「プラカードの説明文では足りませんか?」
「これも人に迷惑をかける為の道具です」
「火薬と言う、火の力を利用して」
「タマと言う金属を激速で人体に差します」
「人体は柔らかいですから、簡単に死ぬことが出来ます」

「先生さま、もっと簡単に言ってください」

「ユミさん、ずっと気に成ってしかたがないのですが」
「その頭の上に乗っている白い物体は何ですか?」

「トルネードさん、それ動いてるわよ?」
「生きてるの?」

「ラムラさん、それは言いっこなしですよ」

「は?」
「その物体は言いっこなしですか?」

「はい、これはユミが食べようとした鳥さんです」
「問題点はそこじゃなくて」
「ユミの苗字ですよ」

「え?」

「ユミのフルネームは、ユミですよ」

「え~!?」
「ユミ・トルネードですよねぇ」

もがもがもがっ!

ユミは激速でラムラ・ラグの口を封印します。
誰かに聞かれたかな?
いや見られたかな?

「ユミさん、何してるんですか」

「ハミングさん、子ザルのあなたにはどうでも良い事です」

「ひっどいですう!!」
「サダコは子ザルじゃありません!」
「プンスカ・プンスカ!!」

「ユミさん、なに遊んでるの」
「もうみんな居なくなったわよ」

「は!」
「ラグさん、あなたはテレポーテーション能力者ですか」
「いつの間にユミの封印から開放されたのですか?」


ギャグ連発の遠足は楽しいですよ。
今日はユミの学校の遠足です。
暴力道具博物館に来ています。
迷惑をかける為だけの道具を展示してます。
館内は飲食、火遊びは禁止ですが。
何人かが売店で買ったアンパンを食べてます。
何故、禁食なのに売店で食料を売ってるのか謎です。

今日ユミは、まっすぐで長い真っ黒い髪の頂上で。
先週、食べたい理由で撃墜した、海鳥を飼っています。
大怪我を負わせてしまったので、包帯で見えません。
やはり皆が異常に気がついていますよ。
落日しないように、ザルを載せていますが。


話は飛んでいってしまいますが。
同級生の女子、ラムラ・ラグさん。
この方の行動や発言は、かなり謎だらけ猫まるけです。
ユミは探偵ではありませんが。
探偵ごっこは好きです。
探偵事務所が近くの都市にありますが。
都市という町には何でもあります。
鉄道という摩訶不思議な乗り物もありますよ。
飛行機と呼ばれる巨大な鳥さんを何度も目撃しました。


ああ、いけません。
話がどっかへ飛んでますね。
この、ラムラさんがまさかユミを変えて下さるとは。
まさかサダコさんでも気がつきまい。
じゃなかった、女神様でも。
いやいや、
女神様は既に遥かな大陸の時代から防衛の見守り体制でした。
女神様は、遥かな太古さんからこの地上におられますよ。

「トルネードさん」
「なにひとり言を言っているの?」

もがもがもがっ!

「あなた何言ってるの!」
「私はユミですよ!」
「それ以外でもあんたは意外でもありませんわ!」
「お分かり?」


「ひい・・ひい・・・」
「ユミさん」
「ちょっと私の前に立ちなさい」

「何ですか」
「平手打ちなら、先生さまにチクリますよ?」

「・・・いいから」
「夢みたいな経験をさせてあげます」
「さあ、前へ踏み出しなさい!」

「な、ユミを誘拐しても身代金は払えませんよ?」
「うちは貧乏ですからね」
「まあいいですよ、あえてビンタの餌食になりましょう」

「・・・・」
「・・・はい、ユミ・トルネードは合格です」
「今すぐ飛びます」

「何を言っているの、この人」
「ユミは飛んだ経験はありませんよ」

「ゴーッ!!」

「う、うううわ」

「ちょっとユミさん!」「ラムラさん!」
「あなた達何で虹色になってるの?」

「子ザルさん!」


何がなんだかよく判りませんが。
私達婦女子3名は、他の世界へ飛んでいますよ。
それにしてもこの、ラムラさんは一体・・・

「はい、私はラグ」
「隠している正体を少しだけ教えましょう」

「なななな」
「何をこいてんだ、この腐女子は?」

「ユミさん、サダコはど~なってしまうの?」

「サダコ・ハミングさん」
「あなたにも関係があります」

「ユミにはありませんよ」

「いいえ、あります」
「私はラグ」
「時間と空間を旅する存在です」
「本当の私が存在している世界へご案内します」
「いいですね?」
「歓迎はされませんが、あなた達もキーであります」

「ななな、ユミは鍵屋さんじゃありませんよ」

「サダコもカギの作り方は知りません」

「ふふふふ」
「さすが、キー存在はギャグもキレてますね」
「さあ、新しい世界へようこそ、ここへ!」

何か変なことが起きていますよ。
持続中ですが、お父さんとお母さんに何て言い訳しようか?
二人とも今日も残業で帰るのが遅いですが。

「あははは」
「ユミさん?時間は平等じゃありませんよ?」

「はっ!」
「鳥さんは」

「あなたの頭上にしっかり住んでますよ?」
「そこが気に入っているみたいですね」
「大丈夫です。ユミさんの味方ですから、全てがね」


この人は一体何者なのですか。
ユミと子ザルさんがキーって。
私達はカギ職人にされてしまうのですね?
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