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洗い流した雨が

category - 詩篇(詩集)
2015/ 10/ 10
                 
やさしさの中で目覚めたい。

ぬくもりの中で目覚めた朝は、体験の意味を知るのでしょう。

暴力を肯定する世界。

血が流れても人の記憶は戻らないらしい、悲しい事です。

傷ついても傷ついても、やさしさは活躍できません。

くすぶっていて何も出来なくとも。

人より何歩も出遅れて心はみじめさと情けなさを知る。

それでも生きなきゃいけないから。

道端に吐き捨てられた唾液でも。

学び舎に育まれた常識でも。

大人の愛情を育んでも、大人に成れば忘れるのですか。

吹き抜ける風と叩きつける雨に心は洗われる。

叫びたくなるような悲しみはいったい何を提示するの。

愛に恵まれたい。

何一つ確かめられなくとも、愛に恵まれたい。

想いは世界を巡る、愛の大きさを知るために。
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