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発狂した時

category - 精神疾患
2016/ 04/ 27
                 
十七歳の春に発狂した。

アカシックレコードの夢を試して失敗した。

映画「エクソシスト」を観たせいで、自分も悪魔に憑りつかれているんじゃないかと言う疑いに負けてしまった。

恐怖が自分の心を支配して、大声で泣き叫んで発狂した。

母親が気を使って慰めてくれたが、そのシーンを観ている透明な何かが居る。

やっぱりそれは自分だ。

生きているのか死んでいるのか知らないが、未来の自分が見ている。

その自分がひどく悲しんでいるのを感じた。

親に連れられて精神科に受診した。

待合室で、父親の太いあごひげがぐんぐん伸びてくるのが見える。

恐怖を感じた、幻覚だった。

20歳の時に40歳のおじさんに病気を染された時も、後ろで誰かが見ていた。

やっぱりそれは自分だ。

その時もひどく悲しんでいる未来の自分が居る。

いくつもの時代を駆け抜けて生きぬいた軌跡を、未来の自分は何を想うのか。

何もない退屈な人生なんてあるのだろうか、人生は飽きない。

愛はスリルとサスペンスに満ちている、当たればご名答。
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