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オイルショックとバブル

category - 独白
2017/ 06/ 30
                 
過去の話をする。

自分がまだ幼児の頃、ものごころがついた頃。

地元商工会のくじ引きで、三等を当てた。

景品は、サラダ油800mlまたはフルーツ缶詰の詰め合わせ。

引き当てた自分は迷わずフルーツ缶詰の詰め合わせを選んだ。

実姉が「サラダ油にすれば家族が喜ぶのにあんたバカじゃない?」と言っていた。

その時はちょうど世界がオイルショックで、石油製品が高値で売られていた。

両親にも出来の悪い子供みたいに言われて。

亡くなった祖父に玄関の外で何回も顔をグーで叩かれた。

エンエン泣きながらも、自分は何も間違ってはいないと思った。

貴重な油よりも、自分にとっては味わった事の無いフルーツと言うものを食べてみたかった。

まだ産まれたばかりの自分にとっては、オイルショックなんてど~でも良い話だった。

食べたフルーツ缶詰は、ほっぺたが落ちるほどおいしかった。

出来の悪い子供として育った、親に叱られっぱなしで一度も誉めてもらえなかった。

学校の絵画コンクールで何度も賞を取っても何一つ誉められなかった。

それでも屈折せずに、素直な人間に育った。不良が嫌いだった。

少年に成って精神病になり、病院の紹介でアルバイトをした。

その頃にバブルになったが、何一つバブルの恩恵を受けなかった。

ただ、物価が高いなと感じていた程度で、世間がバブルに浮かれていた事も知らなかった。

「バブルがはじけた!」と世の中が騒いでいても、何を言っているのか分からなかった。

子供の頃から感じる事は。

自分はアンチ「反主流」だ。

常識を守るけど、常識とは堅苦しくて退屈でつまらないものだと感じる。

型破りで革新的な思想が好きで、永いものに巻かれろの考え方が嫌い。

当然生きるのに苦労するけど、損したってかまわないと思う。

損得勘定が嫌いだから商売人には向いていない。

全部過去形の話しだけど、自分の過去だから。

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