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刹那

category - 自分の内心_内宇宙
2018/ 04/ 05
                 
刹那の風に吹かれて、歩いてゆく。



頬を吹き抜ける風、お前は何者だ。



私は私だ、何も持っていない。失うものも守るものも無い。



何も持たずに産まれてきて、何も持たずに死んで往く。



わずかな一生の間で、どれだけの事が出来るだろう。



働くだけの人生に憧れた。社会の歯車になる事を夢見た。



遠い昔、まだ希望に満ち溢れる若者だった頃。



どんな夢でも望めば叶うと本気で信じていた。



疑うことを知らない瞳は、心無い人に汚される。



それでも人を信じたいと泣いた夜、慰めは自分の心だった。



ときめきに胸は張り裂ける。



刹那の世界で生きるには、こんなにも感じる事が多いのは。



年を取ると些細な事で涙が流れてしまう。



明けない夜は無いと言う。



でも今は暗黒の夜の時代。



時代の夜は明けた事が無い。



永遠の待ちぼうけでもいい、夜が明ける朝を夢見てる。



今日も笑って扉を開ける。



困難が降りかかっても、諦めないのは心だ。



人前では思わず笑顔になってしまう。



ひとりきりでは寂しすぎるから。
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